一流と呼ばれる店がひしめく銀座において、ひときわその名を轟かせる「SABATINI di Firenze 東京店」。100年以上もの歴史をもつフィレンツェ本店で受け継がれてきた、正統派の味を極めた数少ない名門リストランテです。
春の訪れとともに今か今かと待ちわびるゲストも多いのが、ホワイトアスパラガスの料理。フランスからイタリア、ドイツなど旬を迎える産地のホワイトアスパラガスを使用し、毎年2月下旬から5月まで提供します。「ホワイトアスパラガスのオーブン焼き」は、香ばしく焼いたホワイトアスパラガスに、パルミジャーノソースをたっぷりと絡め、ポーチドエッグを添えた彩り美しい一品。旬のホワイトアスパラガスはなんとも柔らかく、やさしい甘みが穏やかな春の訪れを感じさせます。ソースは、パルミジャーノの旨みに、豚肉をハーブとともに塩漬けにしたグアンチャーレやパンチェッタで塩気を加えて。ポーチドエッグの濃厚なコクと相まって、ワインがより進む味わいです。
見上げるとフィレンツェのドゥオモを思わせるアーチ型の装飾が施された天井。クラシカルで重厚感あふれる空間と料理の数々が特別な時間を叶えます。
※ホワイトアスパラガスは入荷に限りがあります。ご了承ください。
▲春から初夏の一品「自家製パスタ トンナレッリ 春の貝類と生青海苔のソース ボラのカラスミのアクセント」。
▲ソニービル時代のデザインをもとに再現。大理石を床材に用いたバーコーナーを抜けると、ダイニングが広がります。
イタリア・トスカーナ州出身。イタリアの星付き店で腕を磨き、1981年から「SABATINI di Firenze 東京店」のシェフに就任。幼少期から慣れ親しんだトスカーナ州の地方料理を得意としています。現在も年に一度はイタリアに帰国し、本場で新たな刺激を受け、更なる進化を重ねています。