奥湯河原の1,000坪の敷地に建つ数寄屋造りの料亭旅館「海石榴 つばき」。そのなかのわずか5部屋の最上級客室が「迎賓館」と呼ばれる貴賓室です。神奈川県建築コンクール最優秀賞を受賞した贅を尽くしたしつらい、箱根の山々の風景を借景にした絶妙な意匠は日本旅館の真髄と評され、実に数多くの国内外の要人が訪れています。
「花富貴」は、貴賓室のひとつ。本間、洋間、副室からなるおよそ130㎡の空間には、檜の開放感溢れる露天風呂が完備され、かけ流しの温泉が楽しめます。静かに身体を温め、手つかずの自然に囲まれてくつろげば、都会暮らしのなかでいつからか忘れていた静寂な時間の心地よさを実感。雑踏からもSNSの世界からも隔絶された癒しの空間に、忘れていた自分を取り戻せるような気がします。
秋から冬にかけての楽しみのひとつが、夕食に盛込まれる「すっぽんつみれ鍋」。美容と健康にも効果があるといわれるすっぽんを食べれば、日頃たまった疲れの解消に。新鮮な長崎産のすっぽんをご堪能ください。