目の前を流れる三朝川、初夏に飛び交うホタル、豊かな新緑。この美しい眺めは、文人墨客が愛したあの頃と同じでしょうか。
開湯より850年、「三晩泊まって、三度朝を迎えれば、万病も治る」という語り伝えのある三朝温泉。全国から長期の湯治目的で訪れる人も多いこの地で、くつろぎの時間を過ごせるのが、和洋コンセプトフロア「双葉」。昨年夏にリニューアルされたこのフロアの客室は、源泉かけ流しの湯が堪能できる「半露天風呂付き和洋室」をはじめとする4タイプ。いずれも和とモダンが融合した空間で、新しさと伝統、そして皇族や文人墨客に愛された老舗らしい心遣いが息づいています。
世界有数の良泉と三朝の自然に触れ、心身の元気を取り戻す現代版の湯治場としてゆっくりとお過ごしください。“一泊だけではもったいない”理由が温泉のほかにもここにはあります。
鳥取和牛、大山どりをはじめとする山の幸、境港産まぐろ、地獲れ岩がき、白いかなどの海の幸を盛り込んだ「鳥取の夏」を味わう地産地消の会席料理。6月15日から7月14日限定なので、ぜひこの機会にお召しあがりください。