連なる山々が赤や黄に染まり、見事なまでに美しい紅葉をみせる渓谷。松本市内から約30分、標高1,050メートルに広がる八ヶ岳中信高原国定公園内に「明神館」は佇みます。ここより上流に民家は一軒もなく、ぴたりと時が止まったかのような静けさが漂います。
「明神館」は、厳格な審査をクリアしたホテルだけが加盟を認められる「ルレ・エ・シャトー」に名を連ねる世界に誇る旅館。ホテルのようなプライベート感がありながら、ほどよい距離感の温かなおもてなしを感じる心地よいお宿です。宿を象徴するのは、「一枚の絵のような」という言葉がふさわしい渓谷美を間近に望む立ち湯。6タイプある客室からの眺めもまた美しく、そのなかでも「青龍庵」の屋根付き岩露天風呂から見る景観は格別です。湯船にあふれる温泉に揺らめく紅葉と川のせせらぎはなんとも情緒があり、この季節にしか見られない美しさと温泉の温もりに心身が満たされていきます。
穏やかな時間に身を委ねて一息ついた後は、信州の無農薬野菜を中心にした夕食をお楽しみください。和食とフレンチ、それぞれのシェフが腕を振るい、窓の外の景色と競演するかのような滋味深い逸品をお届けします。
※「青龍庵」の利用には年齢制限があります。施設へ直接ご確認ください。
※画像はイメージです。
マクロビオティックの資格をもつ総料理長 田邉真宏氏が、自家農場や契約農家から直送される無農薬野菜を中心にした“身体がよろこぶフレンチ”をご提供します。信州ワインも豊富に揃えています。