兵庫県豊岡市を南北に流れ、日本海へと静かに注ぎ込む円山川。その麓に寄り添うように佇むのが、「城崎円山川温泉 銀花」です。ここは城崎の奥座敷と呼ばれ、ひときわ静寂な土地。川のある悠然とした景色が、時の流れをゆるやかに変えていきます。
2,000坪もの広大な敷地に据えられた客室は、わずか18室。すべての部屋に檜の展望風呂が備え付けられています。2階の和洋室は純和風の落ち着いた造りで、大きく取った窓からは、円山川のゆったりとした流れと対岸の小高い山の稜線が眺められます。展望風呂からはもちろん、座敷から一段下がった広縁の椅子に腰掛ければ、川面に浮かぶような一体感が得られ、素朴な風景が心を和ませてくれます。
和のオーベルジュとしても評価が高いこの宿での楽しみは、夕食の創作会席。夏は、一番美味しい旬の時期を迎える岩牡蠣や、地元でのびのびと育った但馬牛がメイン。但馬地方の恵みを活かして一品一品丁寧に作りあげた料理を、プライベート感を大切にした完全個室の食事処でじっくりと味わえます。
川を渡る夏の風がこれほど気持ちいいなんて。何にもとらわれず、川面に輝く光の粒のように、ゆらゆらと身を委ねてみませんか。
※画像はイメージです。
初夏から夏に一番美味しい旬の時期を迎える岩牡蠣。冬の真牡蠣に比べて一回りも二回りも大きく、初めて見る方はその大きさにまず驚かれます。三方を緑の山々に囲まれた京都の内湾で育った久美浜産や舞鶴産の岩牡蠣は、栄養豊富なぷりぷりの身が美しく、味も濃厚です。
▲落ち着きのあるベッドルームにはツインのベッドを配置。就寝用パジャマをご用意しています。
▲温泉街の喧噪を離れた円山川沿いに佇む宿。2,000坪もの広大な敷地を有しています。