ぽかぽかとした春の陽気を楽しみながら、車は箱根駅伝で知られる国道1号を小涌谷方面へ。箱根山の中腹に位置するこのエリアは、明治から大正にかけて皇族や財閥がこぞって別荘を構えた避暑地。「箱根・翠松園」はかつて三井財閥が休暇を過ごした「三井翠松園」を敷地内に残す由緒ある温泉宿です。
山の起伏を活かした約3,000坪の敷地には、国登録有形文化財の「三井翠松園」を中心に、本館や宿泊棟などが点在。全23室のなかでも最上級のお部屋が、ラグジュアリースイート「尚(ねがう)」です。広さは施設最大の122㎡。リビングダイニング、ベッドルーム、2組の布団が敷ける広さの和室で構成されています。ウォールナットを基調とした空間は、重厚感のあるモダンさと温もりを感じさせてくれます。石造りの露天風呂も施設最大の広さがあり、木漏れ日を感じながら自家源泉をかけ流しで堪能できます。さらに独立したミストサウナ付きのシャワーブース、内風呂にはジャクソン社のバイブラバスが設けられています。
箱根の自然、湯の温もり、歴史が紡ぐ悠然とした佇まい。ここには大人を満たすひとときが揃っています。夕暮れ時、テラスのハンモックでゆらゆらと何もしない時間をお過ごしください。風にそよぐ葉擦れの音が耳に心地よく届きます。
※画像はイメージです。
料理長が厳選した旬の食材を活かした日本料理。前菜・椀物・造り・強肴・焼物・一組ずつ炊きあげたご飯・水菓子まで、一切の手を抜くことなく渾身の献立をご用意しています。