ひと雨ごとに鮮やかさを増す、箒川沿いの渓谷。ここは栃木県の最北端、日光国立公園に位置する塩原温泉。平安の昔、いにしえの湯治客も見上げたであろう手つかずの自然が広がる那須塩原エリアです。「割烹旅館 湯の花荘」はこのいで湯の里に静かに佇みます。
1,200年以上前から湧き続ける塩原温泉を引く湯の花荘は、館内のすべての湯口から加温・加水なしの源泉が贅沢に注がれます。客室はすべて渓谷に面し、何度訪れても美しい風景と出会えるのも魅力です。2023年4月に全面リニューアルしたのは、離れのプレミアムスイートルーム「出雲」。22畳のリビングダイニング、10畳の和室、8畳のベッドルーム、そして露天風呂で構成される広々とした空間です。部屋に入ると目に飛び込むのは、塩原の大自然。まるで一枚の絵を見ているような自然の美しさと壮大さに魅了されます。源泉かけ流しの露天風呂は4名でもゆったりと入れる広さで、石造りの湯船からも絶景を眺められます。テラスでは川を渡る風が、湯上がりの身体を軽やかに通りすぎていきます。
遥かな時を越えて愛され続ける温泉と、割烹旅館ならではの手を惜しまない料理。訪れる人々の心をやすらぎで満たすひとときがここにはあります。
※画像はイメージです。
地産地消の食材と季節の食材を盛り込んだ料理長自慢の懐石料理。写真はお椀の一例で、「枝豆の新緑仕立て」。旬の枝豆が夏らしい爽やかな味わいです。