
遠くても訪れたい、と魚好きが一目を置く「いけす料理 馳走亭」。東北随一の繁華街、仙台・国分町に店を構える料理店です。カウンター前に鎮座するのは、“三陸の海をそのまま店内へ”という信条のもと、海と同じ環境を保った巨大ないけす。三陸の海から直送の魚介類をその場で捌いて食すいけす料理を味わえるとあって、地元の常連客はもとより遠方のお客様も多いお店です。
すっぽん、ふぐ、活イカ、牡蠣。店主自ら見極めた魚介類を自身の技を駆使して振る舞う料理のなかでも評判なのが「天然トラフグ刺身」。三陸の冷たい海をゆったりと泳いでいるため、身の締まりが抜群に良いのが特長です。素材の吟味や入念な処理が味を大きく左右するふぐ刺しは、店主の本領を発揮する神経の行き届いた逸品。ふぐの調理師免許を持つ店主が自ら捌き、一枚一枚薄く削いでいきます。
丹念に盛り付けられたふぐ刺しは、お皿が透き通るような薄さながら、ふぐの歯ごたえや旨みが十分に感じられる絶妙な厚さ。箸で一枚すくい、添えてあるネギを巻いてお好みの薬味と特製ポン酢醤油に絡ませます。思わず唸るほど弾力のある食感、噛むほどに繊細な風味が染み渡ります。ふぐは“福”を招くといわれる縁起物。新しい門出の季節、お祝いの席にぜひご堪能ください。

▲注文後に捌く新鮮な魚介類を、大型いけすを眺めながら味わえるのが馳走亭の醍醐味です。

▲カウンター席やテーブル席のほか、数寄屋造りの個室、約50名収容の広間などもご用意しています。
「鮮魚のほかにも、宮城の山海を彩る四季折々の厳選素材を使用し、一品一品真心込めてお作りしています。普段のお食事から、接待やお祝いの席にもご利用ください。」